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    緊縛ケツ穴羞恥奴隷 川上ゆう

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    コンクリート打ちっぱなしの室内には一枚の布団。他にはなにもない。そこは明らかに住居部屋ではなく、見たところ、賃貸ビルの空きテナントのように見える。

    時間帯はまだ昼日中なのか、室内は明るい。照明が点いているのだから明るいのは当然なのだが、どこからか日の光が差し込んでいるようにも見えたので私は映像を観ながらおそらく昼過ぎくらいのまだ外が明るい時間だな、とそう思いました。

    川上ゆうは、そのなにもない空間ですやすやと睡眠中。それも寝息一つ立てずに。


    そこへこの作品の相手役をつとめる「乱田舞氏」が現れてくる。無論、旦那役ではないし、父親役でもない、はたまた友人や知人といった親しい間柄の人間でもないです。設定では、彼、乱田舞氏は川上ゆうを口車に乗せ、どこからかなかば強引に連れ込んだのだと思う。この四方がコンクリートで固められた冷たい雰囲気の場所にです。でも、それは「監禁・拉致」などをテーマとした作品によくあるパターン、すなわち泣き叫びながら抵抗する女性を無理矢理車に押し込んだとか、暴力にものを言わせて腕尽くでここまで連れてきたとか、そういう雰囲気ではありません。現に、冒頭のシーンでは睡眠から目覚める川上ゆうの挙動が映っており、表情や仕草を見る限りでは彼女自身はさして動揺もしていないようですし、絶望感を露わにしているわけでもない。少々寂しげな顔は見せていますが、その面持ちは窮地に追い込まれたという様子とはほど度追い。

    いきなり序盤のシーンで川上ゆうは首輪を巻かれ、全裸で四つん這いになる。
    り、まるで犬のような扱い方をされますが、そんなときであっても彼女「川上ゆう」は終始冷静でした。もうここに車での間に観念したのかもしれません。おそらく、この男からはもう逃げられないな――と。乱田舞氏は本職は縄師であり、いわば調教師ですがこの作品では、男好きのするひとりの美人女性をスケルトンの部屋に閉じ込めた卑劣な男という役を演じています。(いつものように黒いサングラス、プレイ中もガムをくちゃくちゃ)

    この動画は数多い「川上ゆう作品」の中でも私の中では上位に入る作品です。

    SMビデオでかるからにして緊縛プレイはもちろん、つけ加えて「排泄・放尿」のシーンまで観られるのですから。排泄マニアの方であっても、女なら誰でもいいから脱糞している瞬間を見たいなどと思っているわけではないでしょう。個人の好みもあるかと思いますが、美人で可愛いには越したことがないはず。それが川上ゆうであれば申し分なし、と私は思う。
    この作品『緊縛ケツ穴羞恥奴隷』は、緊縛、それも「片足を上げた状態の部分吊り、大きく股を広げた状態の吊り、後手縛り」と縛り方一つ取っても何パターンかありますし、それと並行して乱田舞氏の手による、ねちっこく執拗な責めもある。他の過激系SMとは違ってプロ意識の強い彼は、大きな声を張り上げるわけでもないですし、罵声を浴びせかけるわけでもない。川上ゆうに対しては皮肉一つ言わない。常に物静かな語り口、低い声。まるで耳元で囁きかけるようにして、乱田氏は乳首を触り、腰に手を回し、そして股間に右手の指先を伸ばす。SM動画撮影現場の男優としてはベテランの彼。乳首を指先で転がすときも、股間に手の平を押し付けて摩るときにしても、やっぱり手慣れれています。SM動画専門の監督として、また実際にAV女優を相手にして撮影に挑む男優として、長年の経験を積んでいる彼は女の扱いには慣れています。

    この動画では、前半のほとんどが乱田氏による、見ているだけで「こそばゆいばかり」の手先による責めが延々と画面に流れます。
    そう聞くとつまらないと思われるかもしれませんが、そんなことはない。これが川上ゆうではなくて、その辺の別のAV女優だったらたしかに退屈なシーンかもしれません。川上ゆうであれば話が別というものです。この作品が発売されたのは2009年05月のことですから、当時彼女はまだ20代後半です。なので、その川上ゆうがまだ「若かりし頃の美しい裸体」を充分に鑑賞できるというわけです。「それがどうした」とか、あなた、思わないでください。見てみればわかりますよ。

     

    しかも、この撮影時、川上ゆうの「髪型」がまたいい。30をすぎていよいよ40代に突入しかけた川上ゆうは、いまでこそさらりとセミロングの髪をおろしているだけですが、この動画の中での彼女は髪を結い上げているだけでなく、左サイドの髪を編み込んだ上に綺麗に頭頂部まで纏めあげています。ちょっとイメージがつきづらいかもしれませんが、このへスタイルは30をすぎた女性はほとんどしません。若い女の子にしか似合わないヘアセットスタイルです。今の川上ゆうであれば絶対に見られないよう髪型をしているのがまたすごくいい。

    川上ゆうがどれだけ綺麗な肌をしていて、どれほどまでに化粧映えのする女なのか、これに関しては私の口よりもあなた自身が実際に動画を購入してご覧になったほうがいい。おそらく川上ゆうの体を抱きしめたら、自分の体に吸い付いてくるような感触があるのでしょう。想像するとそんな感じがします。あなたも想像だけしてくさい。現実的には川上ゆうを抱くことなど百パーセント不可能なのですから。
    ほどよく肉のついた体、大きくて弾力のありそうなお尻。もちもちの肌。この作品ではその中でも最初のほうに「肛門のアップ」があります。そのシーンで股間を熱くしながら中盤へと。そんな流れです。

    そして中盤には最大の見どころである排泄・放尿シーンがあります

    そのとき乱田氏は言いました。「さあ、ショーの始まりだな」
    ショー。そうショーです。もちろん、川上ゆうが派手な衣装に身を包んでダンスを踊るわけではありませんよ。「排泄シーン」と「放尿シーン」です。
    乱田氏に促されると、彼女は躊躇することもなく若干細長の造形物の上に右膝から順に左膝を乗せ、正座の姿勢でその上に載ります。
    乱田氏はすかさず彼女の丸いお尻に右手でなで始める。「ああ、いつ見ても綺麗なお尻だな」
    そのとき、乱田氏はキッチンペーパーのようなものを何枚か取り出してきて、川上ゆうの体をどかしつつ造形物の上に敷こうとします。これから排便をしなければいけないことは彼女はわかっているはずなのですが、そのときになるとやはり恥ずかしさが込み上げてくるようです。後ろ手に縛り付けられたままの状態で、彼女は腰を左右にくねくねと動かして、「い、いゃ…い、いゃ」と若干の抵抗を見せています。

    動画46分、撮影カメラは川上ゆうの肛門付近に焦点をあてり。ズームイン。
    お尻が良く見えるんです。つるつるのお尻が。川上ゆうって案外色白ではなく、肌はそこまで白くはない。作品によっては白くも見えるときもあるのですが、照明のせいかこの作品ではそこまで白いという印象はない。それはともかく、このシーンでは最初に小便がたらたらと出て、次に便が肛門から出てきます。そこまで大量というわけではなく、おそらく彼女がふだんしている通常の量と言った感じ。造形物の上でしゃがんでいるので、当然肛門から出てきた便は床に落ちます。撮影カメラはそこもちゃんと映してくれています。うんこのアップ。

    「ほら、うんこをしたからご褒美だ」と乱田氏は言い、バラ鞭を手にして尻をばしばしと叩きはじめる。そのたびに川上ゆうは唸り声を上げ、腰をびくっ、びくっと動かしています。そのあとです。嬉しいことに乱田氏はまたまた膣の中に指を突っ込んで前後に激しく動かす。きっと彼は、そうやって括約筋の辺りをマッサージすることによって、ふたたびうんこが出るようにと試みたのだと思う。(結果的には便はもう出ることはなかったですが)

    その後、黒いレザー張りの丸い椅子に座らせられた川上ゆうは、天井からぶら下がった縄で片足を吊り上げられ、必然的に丸見えになった股間をまたもや責められることになります。乱田氏はぼそぼそとなにかを言いながら、電マなどを使って川上ゆうの膣をぐいぐいと責めていきます。

    終盤も近くになると、縄で縛られた川上ゆうの体が宙に浮く。手足、すべてに巻き付いた縄が同時に引きあげられ、力を失った彼女の首はガクンと下に折れる。同時にセミロングの髪がダラリと下がります。
    終盤のみどころは「蝋燭プレイ(赤い蝋)」。蝋燭の先端に灯る炎は、彼女の足指先すれすれまでに近づき、その指先に感じる微かな熱さで彼女は涙目になる。もはや、わたしもこれまで――AV撮影なのだからそんなことを思うはずもないが、川上ゆうの表情を見ているとそう思えてならならない。不思議だ、いや不思議ではない。理由はわかりきっています。彼女の演技が上手すぎるからです。あっぱれ、川上ゆい。

    一連の流れに一区切りがつき、場が一旦穏やかな雰囲気になるとシーンはさっと切り替わります。
    床の上で仁王立ちとなった彼女は、もちろん全裸です。綺麗な脚をきちんと揃えて爪先を揃えている。シーンが変わったとはいっても、蝋燭責めのときに体中に垂らされた赤い蝋が、ところどころに付着していました。ちょうど両乳首の先っちょについていたので、私は一心、乳首から血が滲んでいるのではと勘違いしてしまった。仁王立ちの彼女の背後に乱田氏は回ると丁寧に縄をさらに身体に巻き付けていく。川上ゆうは正面こちら向きで、その背後には十字架が。十字架には細く丸い形の輪が中心に取り付けてあって、そのすぐ後ろ側に見えるスモークがかかった窓からは、青白い明かりが仄かな光を放っている。映像で観ると、それは鮮やかなコントラストを生み出していました。

     

    締めくくりとして、最後の最後にまた蝋燭責めがありましたが、このシーンに限ってはすぐに終わります。97分01秒もの間、耐え抜いた川上ゆうはもう放心状態のようです。それはなにかを成し遂げたという顔でなく、だからといって単に疲れた。という顔でもない。川上ゆうは「自分でもなにかわからない、大切ななにかを失った」彼女の顔はそん思いで埋め尽くされていたようです。

    淡々と平行線と辿っていくようま内容ですが。この作品はいい。細かいところがああだの、こうだのといえばきりがないし、明確な結論などでるはずがない。

    たしかにいえることは、このSM作品で2人はまた絆を深めたということ、それに尽きると思う。乱田氏は撮影がすべえ終わったあと、彼女の後ろから優しく抱きついていましたから。

     この作品は内容がよくても結構古い作品なんので格安で買える今がチャンス。DUGAでじはレンタル版305円、通常版版での600円とい安さ。

    いずれにしても、この充実した内容でこの安さであえば、、もう飼わないと損。

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